100円玉をギュッと握り締め、少年は意を決して駄菓子屋に入っていった・・・
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前々から欲しいと思っていた銀色の大きな”スーパーボール”
毎回、お店に来るたびに「今日こそは絶対に買おう!!」と思いながら、、、
でも、
「もしかしたら、明日には金色スーパーボールが入荷するかもしれない」
という思いが頭から離れず、「もう1日だけ・・・待ってみよっ」の繰り返し。
先に"スーパーボール”を買った友人たちが、楽しそうに遊んでいるのを
横目にみながら、悶々とした日を過ごす少年。
いつの間にか、気がつけば 実に6ヶ月もの時が流れていた。
「もう、金色は入ってこなんだろうなぁ~」
「うん、明日こそ買って、皆と同じように遊ぼうっと!!」
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ガラガラと音のする引き戸を開けると、視線を素早くあの場所へ移す。
この半年ばかり、じっと眺めていた あの”銀色”が置かれているあの場所。
お店のおばちゃんが座る席のちょい右横のあたり・・・
すっかり見慣れたはずの景色なのに、しかし、何かが違っていた。。。
あれれっ? 何だろ?? おかしいなっ???
そう、、、そのお馴染みさんは、もう、そこには居なかった。
さっき、お店の前ですれ違った女の子が、一足早く買っていったのだった。
--- ドクン ドックン 胸の鼓動が激しくなる ---
「嘘だ!!」 「ウソダ!!!」
「買われるハズないもん」
「もう、ずっとずっと前から、買うのは決めてたんだ」
「いっつもいっつも見てたんだヨ」
「それなのに.....あの娘が買っちゃうなんてインチキだぁ~」
--- しかし、泣いても叫んでも、もう、"銀色"はいない ---
「売れちゃったんなら、早く新しいの仕入れてよぉ~~」
地団駄を踏んで駄々を捏ねる少年。。。
その姿を見ながら、おばちゃんは静かに・・・
『あの銀色玉は特別製でねぇ、もう、2度と入ってこないんだよ』
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何だか全くもって意味不明な文章になってしまいましたが(><;)、自分なりに
イロイロと思うところがありまして・・・
どう考えて、何を叫ぼうとも、、、理屈も道理も関係無し。
そこにある "モノ" それこそが正しく、そして真実。
持ったポジションが
プラスになれば正しいし、
マイナスになれば間違い・・・か。
う~ん、そうなんでしょうねぇ。。。
あっ、でも、自分なりの指針で参戦している分には、負けても納得できますケドネ!!!
・・・じっくりしっかり考えます!!!
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